教員紹介

学部・学科

本多 隆司 HONDA Takashi教授

専門分野 社会福祉・臨床心理学
研究テーマ 臨床心理学、障害福祉
研究内容 反社会的行動、特に、知的障害者・発達障害者や未成年者による性暴力を対象として、心理治療・心理教育の実践を通して研究する。研究においては各分野の専門職と協働し、治療プログラムの開発や実践と普及、アセスメント手法の確立、多職種ネットワークによる支援方法などを 海外の動向も取り入れながら深化させていく。また、障害者については、重要な方向性である地域生活支援をもうひとつの軸として展開していく。
学位 修士(行動学)〔大阪大学〕
所属学会 日本発達障害学会、日本心理臨床学会、日本犯罪社会学会、日本更生保護学会
主な担当授業科目 心理学

研究・教育業績

主な研究業績 性問題行動における認知の役割に対する考察 / 研究ノート / 単 / 人間文化研究所 第6号 / 2017.3
「性暴力被害と被害者を理解するワーク」の改訂 / 論文 / 単 / 仏教福祉学23号 / 2014.3
知的障害等のある性暴力加害者を対象とした「性暴力被害と被害者を理解するワーク」の試み / 論文 / 単 / 仏教福祉学22号 / 2013.3
「フットプリント」による性暴力加害者への実践的介入の試み/ 論文 / 単 / 仏教福祉学21号 / 2011.12
反社会的行動についてのアセスメント—少年用リスクアセスメント・ツールEARL-20Bについてー/ 論文 / 単 / 仏教福祉学20号 / 2010.12
反社会的行動を示した知的障害者への支援―被虐待体験との関連に関する実態調査と支援方策の検討―/ 論文 / 単 / 仏教福祉学17・18・19号 / 2009.9
反社会的行動を示した知的障害者への支援―被虐待体験との関連についての予備的調査―/ 論文 / 単 / 仏教福祉学15・16号 / 2007.3
主な発表 性問題行動のある知的障害者への地域生活支援の方策に関する考察」 / 国内 / 共 / 日本発達障害学会第51回研究大会発表 / 2016
性問題行動のある知的・発達障害者への心理学的支援の考察 / 国内 / 共 / 日本心理臨床学会第34回大会 / 2015.9
性暴力被害と被害者を理解するワークの検討 / 国内 / 共 / 日本発達障害学会第48回大会 / 2013.8
性暴力加害者に対する性暴力被害と被害者を理解するワークの検討—知的障害/発達障害児・者を対象に— / 国内 / 共 / 日本心理臨床学会第31回大会 / 2012.9
反社会的行動のある知的障害者への支援 その1被虐待体験との関連性の検討/ 国内 / 共 / 日本心理臨床学会第26回大会 / 2007.9
被虐待体験と反社会的行動の関係についての実践的検討~反社会的行動を示す知的障害者への地域生活支援の実践から~/ 国内 / 共 / 日本小児保健学会第53回大会 / 2006.10
主な著書 心理教育教材「キックスタート,トラウマを理解する」活用ガイド / 問題行動のある知的・発達障害児者を支援する / 共 / 明石書店 / 2021.12
性問題行動のある知的・発達障害児者の支援ガイドー性暴力被害とわたしの被害者を理解するワークブック / 共 / 明石書店 / 2016
性問題行動のある知的障害者のための16ステップ「フットプリント」心理教育ワークブック第2版 / 訳 / 共 / 明石書店 / 2015.11
反社会的行動のある子どものリスク・アセスメント・リスト EARL20B 21G / 訳 / 明石書店 / 2012.10
研究助成
共同研究等
大阪府中央子ども家庭センター一時保護所 / 「一時保護所における処遇困難な児童の支援プログラムに関する研究」「全国の児童相談所一時保護所における処遇困難な児童への支援に関する調査」 / 2009.3

※掲載事項は、教員独自の判断により収録し掲載しています。